Grief care

大切な人を喪うという悲しみ。そこから立ち直ろうとする心。
その間を揺れ動く不安定さからくる不安感「グリーフ」に寄り添います。
グリーフケア・アドバイザーの専門知識と音楽療法の経験を通した癒し、グリーフ・ケア。
どうぞお気軽にご相談ください。プライバシーは完全にまもられます。

グリーフ・ケアとは
(出典・日本グリーフケア協会)

悲しみへの準備はできません

人は病気や悲しみについてなど自分の世界観が変わるほどの変化や不都合なことへの対応は後手後手となりがちです。これはしかたがないことであると思います。自分が重病に・不治の病に陥った時のことを想像はできますが、それが日常となってしまった時のことまでは想像が及ばないと思います。当然、心の準備は無いに等しいです。天災のような場合以外には、同境遇の仲間は見つけにくいです。大抵は、自力で乗り越えることになりますので、容易ではありません。

心理的、社会的に遺族が孤立しないように支援体制が求められるところです。悲しみへのケアがあると、早期に自分の混乱とその整理、亡くなった方の生きた意味・自分の生きる意味、人生の意義などに気づくことができて、前向きに人生を捉えなおすきっかけとなるでしょう。

喪失と立ち直りの思いとの間で揺れる時

死別を経験しますと、しらずしらずに亡くなった人を思い慕う気持ちを中心に湧き起こる感情・情緒に心が占有されそうな自分に気づきます(喪失に関係するさまざま思い:「喪失」としてまとめます)。

また一方では死別という現実に対応して、この窮地をなんとかしようと努力を試みています(現実に対応しようとする思い:「立ち直りの思い」としてまとめます)。

この共存する二つの間で揺れ動き、なんとも不安定な状態となります。同時に身体上にも不愉快な反応・違和感を経験します。これらを「グリーフ」と言います。

グリーフの時期には「自分とは何か」「死とは…」「死者とは…」など実存への問いかけをも行っています。

このような状態にある人に、さりげなく寄り添い、援助することを「グリーフケア」と言います。

人生における危機を、回復をもたらす力(レジリアンス)となる転機に

大切な人を亡くした時の悲しみが、深く複雑なものとなりやすい現代に生きる私達です。それは悲しみに寄り添う人の存在感が薄れたためです。

実際、死別経験者は、感情にふたをしてしまい十分に悲しむことができずに、長年にわたる未処理感を燻(くすぶ)る人と、また一方では、予想を超えるような感情のゆさぶりに苦しむ人々がいます。今後は後者のような方が増えていくかもしれません。

この苦痛の期間とは、まさに“人生危機”の時期にあたりますが、キチンと対処がなされれば、発想や生き方までも変えうるような個人のパラダイムシフトへとつなぐエネルギーを秘めてもいる大切な時でもあるのです。

死別を経験しグリーフに陥り、突然不慣れな環境におしこまれた時に、じっくりと繰り言を傾聴してくれる人、さりげなく寄りそうサポート・ケアは大変心強いものです。

サポートにより自ら進むべき道を確認するきっかけになります。これらの援助を「グリーフケア」といいます。

人生の節目において、「苦境はチャンスだった」と後々思えるようにお力添えができるケアを目指したいと考えております。